2009年CCA大賞でXMindが受賞しました

 世界中で最も大きなオープンソースホストSourceForge.netのコミュニティーチョイス(CCA)大賞2009年、今日(現地時間23日午後)最終結果が発表されました。

 皆さんのお陰様で、うちらのマインドマッピングソフトウェア〜XMind〜は、四つの候補の中で、「学術用プロジェクト賞」(Best Project for Academia)をもらいました。
 応援してくださった方々、どうもありがとうございました

 一瞬の興奮が冷めると、じゃあ、ほかの三つの候補はなぜ落ちたのかと知りたくなりますね。その三つは
 良い政府用プロジェクト賞 Best Project for Government
 OpenOffice.org

 視覚デザイン賞 Best Visual Design
 PortableApps.com: Portable Software/USB

 商業オープンソースプロジェクト賞 Best Commercial Open Source Project
 PortableApps.com: Portable Software/USB
という結果なんです。

 予想から外れはしていませんが。改めて、彼らの実力を感じていました。
 OpenOfficeはMS-Officeの対抗馬とされて、特にWindows以外のユーザーに愛されていて、もともとOfficeのユーザーベースはマインドマップの何百何千倍なので、しようがないです。
 でも、視覚デザイン賞に落ちたのはちょっと悔しいです。XMindはいつもインターフェースがカッコウいいとかアイコンが可愛いと評価されていますから。まあ、これも仕方ないかな。だって、Portable Software/USBはものすごく強くて、上の二項以外、Most Likely to Change the Way You Do Everything、Best Projectと全部四つの賞しかも大賞を取りました!!本当にすごいライバルですよ。

 とはいえ、すべての賞を取るのは無理です。CCA大賞は、ソフトウェアの用途・目的によって区分する賞もあるし、性質・影響によって名付ける賞もあります。ゲームプロデューサー用ソフト賞は政府用ソフト賞ときっと関係が薄いでしょう。ですから、「メモ」「アイディア」「プレゼンテーション」に活用できるXMindは、学術用ソフト賞を頂いたのは、ちょうど良いではありませんか。
 
 実は本当のライバル、もう一つのマインドマッピングソフトウェアも、「あなたのあらゆる事のやり方を変える賞」の候補になりました。それは、XMindの生まれる前に一番人気があるフリーマインドマッピングソフトです。ただし、ソフト自体の成熟とともに、アップデートも緩くなって、サポーターもありません(何かの会社がしてくれるわけではない)。やっぱり「USBに入れるとどこでも使える」に負けましたね、今度は。

 とにかく、おめでとうございます〜